キャブ調整

●　キャブ調整
（１）メインジェット
（２）パイロットジェット（またはスロージェット）
（３）ジェットニードル
（４）クリップ位置
（５）スロットバルブ
（６）アイドルストップスクリュー
（７）パイロットエアースクリュー（エアースクリュー）
(7)のネジはエアースクリュー　　右に回す（時計方向）と低速のエアー量が減って濃くなる
(6) のネジはアイドルスクリュー　　右に回す（時計方向）とアイドリングの回転数が早くなる

　[調整の基本]
暖気運転後(6)を止まる寸前に、(7)を右一杯に（回転が上がる）1回転半戻した位置を基準に。
アイドリングは「6」のネジで調整する
※　エアースクリュウの調整
三回緩めてもアイドリングが変わらない（混合気が濃い）⇒：スロージェットを一番下げる。
1/2回緩めて回転数が上がる（混合気が薄い）⇒：スロージェット一番上げる。

　※　：MAGUNA50 ノーマル仕様 ＜セッティングマーク PB1DA＞の場合（初期型モデルです）
・アイドリング回転数：1800±100ｒｐｍ
・エアスクリュ標準戻し回転数：1回転と3/8回転
・ジェットニードルのクリップ段数：2段目
・フロートレベル：18.0mm
・メインジェット：＃70　・・・形状 Mタイプ
・スロージェット：＃38
＜セッティングマーク PB3EA＞の場合（後期のモデルです）
・エアスクリュ標準戻し回転数：1回転と7/8回転
・フロートレベル：10.7mm
で、他は同じです。

＊マグナは平成１４年車からスロー側調整スクリューはメクラネジになっています

★：クリッピングポイント（ビッグキャブ20Φ&クリーナーキット）
ノーマル仕様のキャブレターが不調になり交換しました。
[仕様] :ビッグキャブ20Φ&クリーナーキット
・メインジェット：＃98
・スロージェット：36番（固定化）
・ジェットニードルのクリップ段数：5段目・・・1段目に変える。

●　ビッグキャブ20Φ＆クリーナーキットについて　：お問い合わせありがとうございます。(20180301)
クリッピングポイント製ビッグキャブ20Φ＆クリーナーキットは
標準でスロージェット36番を装着しており、
通常の仕様であれば変更する必要がないと判断しているため、固定番数としております。
外す事は可能ですがオプション番号はないため、そのままの番号でご使用ください。
スロージェットの変更が必要なほど不調な場合はスロージェット以外の部分で
何か問題が起きている可能性が高いです。
またエアースクリュー開度を変更しても反応がない場合についても同様化と思います。
例えばエアースクリュー調節ネジを右に回していただき、
一番閉じた状態にした場合、エンジンが通常は停止しますが、
停止しない場合や反応がない場合はヘッド/マニホールド間や
マニホールド/キャブレター間などから空気を吸っている可能性があります。
アイドリング調節ネジ左横のパイプ状については
ゴムパイプでつないでいただく事は問題ありません。
つまったり、空気が通らないような状態にはならないように注意をお願い致します。



※　：メインジェットが違う様だ。

 A) オリジナル（ノーマル仕様）

B) ビッグキャブ20Φ仕様